DOM

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HTMLMediaElement インターフェイス

　編集：2022.11.03 by T.A.

[Edge]。→、、

プロパティ
メソッド
イベント

HTMLElement に音声や動画で一般的なメディアに関する基本的な能力の対応に必要なプロパティやメソッドを追加します。

HTMLVideoElement および HTMLAudioElement 要素はどちらも、このインターフェイスを継承しています。

親 EventTarget ← Node ← Element ← HTMLElement ← HTMLMediaElement

プロパティ

このインターフェイスは祖先である HTMLElement、Element、Node、EventTarget のプロパティを継承しています。

HTMLMediaElement.audioTracks [Edge]⛌: HTMLMediaElement の音声トラックを表すすべての AudioTrack オブジェクトを列挙した AudioTrackList オブジェクトを返します。
HTMLMediaElement.autoplay: HTMLMediaElement の再生を自動的に開始するかどうかを論理値で取得／設定が可能します。
HTMLの autoplay 属性を反映します。
HTMLMediaElement.buffered 読取専用: buffered プロパティがアクセスされた時点でユーザーエージェントがバッファリングしているメディアリソースの範囲があれば、それを表す新しい静的な正規化された TimeRanges オブジェクトを返します。
HTMLMediaElement.controls: HTMLMediaElement のユーザーインターフェイスのコントロールを表示するかどうかを論理値で取得／設定します。
HTMLの controls の属性を反映します。
HTMLMediaElement.controlsList 読取専用: mdn：ユーザーエージェントが独自のコントロールセットを表示するときに、メディア要素に表示するコントロールをユーザーエージェントが選択するのに役立つ DOMTokenList を返します。
HTMLMediaElement.crossOrigin: mdn：この画像要素の CORS 設定です。詳細については、を参照してください。
HTMLMediaElement.currentSrc 読取専用: HTMLMediaElement で選択されているメディアリソースの絶対 URL を文字列で示します。
HTMLMediaElement.currentTime: HTMLMediaElement の現在の再生時間を秒を表す数値で取得／設定します。
HTMLMediaElement.defaultMuted: HTMLMediaElement の音声出力を既定でミュートするかどうかを示します。
HTML の muted 属性を反映しています。
HTMLMediaElement.defaultPlaybackRate: HTMLMediaElement の既定（初期）の再生速度を数値で取得／設定します。
HTMLMediaElement.disableRemotePlayback: HTMLMediaElement がリモート再生ユーザーインタフェースを持つことを許可されるかどうか論理値で取得／設定します。
HTMLMediaElement.duration 読取専用: HTMLMediaElement のメディアの長さを秒を表す数値で示します。
HTMLMediaElement.ended 読取専用: HTMLMediaElement が再生を終了したかどうかを論理値で示します。
HTMLMediaElement.error 読取専用: HTMLMediaElement の最新のエラーオブジェクト MediaError を示します。エラーが無い場合は null となります。
HTMLMediaElement.loop: HTMLMediaElement の再生が最後に達したときに最初から再生し直すかどうかを論理値で取得／設定します。
HTMLの loop 属性を反映します。
HTMLMediaElement.mediaKeys 読取専用 実験的: HTMLMediaElement に関連付けられた、再生中にメディアデータの復号化に使用できるキーのセットを表すオブジェクト MediaKeys を返します。
HTMLMediaElement.muted: HTMLMediaElement がミュートされているかどうかを論理値で取得／設定します。
HTMLMediaElement.networkState 読取専用: HTMLMediaElement のネットワークを介したフェッチの現在の状態を数値で示します。
HTMLMediaElement.paused 読取専用: HTMLMediaElement の再生が一時停止されているかどうかを論理値で示します。
HTMLMediaElement.playbackRate: HTMLMediaElement が再生される速度を数値で取得／設定します。
HTMLMediaElement.played 読取専用: mdn：ブラウザが再生したメディアソースの範囲を含む TimeRanges オブジェクトを返します（存在する場合）。
HTMLMediaElement.preload: HTMLMediaElement で前もってロードする必要があるデータがあるか文字列で取得／設定します。
HTMLの preload 属性を反映しています。
HTMLMediaElement.preservesPitch: HTMLMediaElement の playbackRate によって速度が変わった場合に音ピッチを調整するかどうかを論理値で取得／設定します。
HTMLMediaElement.readyState 読取専用: HTMLMediaElement の準備状態を数値で示します。
HTMLMediaElement.seekable 読取専用: HTMLMediaElement の seekable プロパティがアクセスされた時点でユーザーエージェントがシーク可能なメディアリソースがあればその範囲を表すオブジェクト TimeRanges を返します。
HTMLMediaElement.seeking 読取専用: HTMLMediaElement で再生位置を操作しているかどうかを論理値で示します。
HTMLMediaElement.sinkId 読取専用 実験的: mdn：出力を配信するオーディオデバイスの一意の ID である文字列を返します。ユーザーエージェントのデフォルトを使用している場合、空の文字列を返します。
HTMLMediaElement.src: HTMLMediaElement のメディアリソースの URL を文字列で取得／設定します。
HTMLの src 属性の値を反映します。
HTMLMediaElement.srcObject [Edge]一部サポート: HTMLMediaElement に関連付けられたメディアのソースとして機能するオブジェクトを取得／設定します。
HTMLMediaElement.textTracks 読取専用: HTMLMediaElement に関連付けられたメディアのソースとして機能するオブジェクトを取得／設定します。
HTMLMediaElement.videoTracks 読取専用 [Edge]⛌ media.videoTracks[index]: HTMLMediaElement のビデオトラックを表すすべての VideoTrack オブジェクトを一覧表示する VideoTrackList オブジェクトを返します。
HTMLMediaElement.volume: HTMLMediaElement が再生されるボリュームを数値で取得／設定します。

廃止されたプロパティ

これらのプロパティは廃止されており、ブラウザーが引き続きサポートしている場合でも使用しないでください。

HTMLMediaElement.controller 廃止 非推奨 [Edge]⛌: 要素に割り当てられたメディアコントローラを表す MediaController オブジェクトであり、何も割り当てられていない場合はnullです。
HTMLMediaElement.mediaGroup 廃止 非推奨 [Edge]⛌: 所属する要素のグループの名前を示す mediagroup HTML 属性を反映する DOMString。メディア要素のグループは、共通の MediaController を共有します。
HTMLMediaElement.mozAudioCaptured 読取専用 廃止 非推奨 [Edge]⛌: Boolean。オーディオストリームのキャプチャに関連します。
HTMLMediaElement.mozFragmentEnd 廃止 非推奨 [Edge]⛌: メディア要素に currentSrc のフラグメント URI がある場合は、フラグメント終了時間へのアクセスを提供する double です。それ以外の場合は、メディア期間と同じです。

メソッド

このインターフェイスには祖先である HTMLElement、Element、Node、EventTarget から継承したメソッドもあります。

HTMLMediaElement.addTextTrack(): 新しい TextTrack オブジェクト（字幕用のトラックなど）をメディア要素に追加します。これはプログラムによるインターフェイスのみであり、DOM には影響しません。
HTMLMediaElement.captureStream() 実験的: HTMLMediaElement でレンダリングされているコンテンツのリアルタイムキャプチャをストリーミングしている MediaStream オブジェクトを返します。
HTMLMediaElement.canPlayType(mediaType): 現在のブラウザーが特定の MIME タイプのメディアを再生できるかどうか文字列で返します。
HTMLMediaElement.fastSeek(time) 実験的 [Edge]⛌: HTMLMediaElement で精度と引き換えに新しい時間へのメディアを迅速にシークします。
HTMLMediaElement.load(): HTMLMediaElement を初期状態にリセットし、メディアソースを選択して、最初から再生を開始する準備としてメディアをロードするプロセスを開始します。
HTMLMediaElement.pause(): HTMLMediaElement の再生を一時停止します。すでに一時停止状態にある場合は効果がありません。
HTMLMediaElement.play(): HTMLMediaElement の再生を開始しようとします。再生が正常に開始されたときに解決される Promise を返します。
許可の問題などの理由で再生を開始しないと、Promise が拒否されます。
HTMLMediaElement.seekToNextFrame() 非標準 実験的 非推奨 [Edge]⛌: HTMLMediaElement の再生位置をメディア内の次のフレームに非同期的に進めます。
HTMLMediaElement.setMediaKeys(mediaKeys) 実験的: HTMLMediaElement に渡された MediaKeys に解決される Promise を返します。これは、再生中にメディアを復号化するために使用されるものです。
HTMLMediaElement.setSinkId(sinkId) 実験的: HTMLMediaElement の出力に使用するオーディオデバイスの ID を設定し、Promise を返します。これは、アプリケーションが指定されたデバイスの使用を許可されている場合にのみ機能します。

廃止されたメソッド

これらのメソッドは廃止されており、ブラウザーが引き続きサポートしている場合でも使用しないでください。

HTMLMediaElement.mozCaptureStream() 非標準 非推奨 廃止

HTMLMediaElement.mozCaptureStreamUntilEnded() 非標準 廃止 非推奨 [Edge]⛌

HTMLMediaElement.mozGetMetadata() 非標準 廃止 非推奨 [Edge]⛌

Object を返し、これには、再生中のメディアリソースからのメタデータを {key:value} ペアとして表すプロパティが含まれています。

メソッドが呼び出されるたびに、データの個別のコピーが返されます。

このメソッドは、loadedmetadata イベントが発生した後に呼び出す必要があります。

イベント

親である HTMLElement や、GlobalEventHandlers ミックスインから継承したメソッドがあります。これらのイベントを待ち受けするには、addEventListener() を使用するか、このインターフェイスの onイベント名 プロパティにイベントリスナーを代入するかしてください。

abort: mdn：リソースが完全にロードされていないときに発生します。しかし、エラーの結果としてではありません。
onabort イベントハンドラープロパティも利用可能。
canplay: メディアを再生できるようになったら発行されます。
oncanplay イベントハンドラープロパティも利用可能。
canplaythrough: mdn：ユーザーエージェントがメディアを再生できるときに発生し、また、コンテンツをさらにバッファリングするために停止することなく、メディアを最後まで再生するのに十分なデータがロードされていると推定します。
oncanplaythrough イベントハンドラープロパティも利用可能。
durationchange: HTMLMediaElement.duration の値が更新されたときに発行されます。
ondurationchange イベントハンドラープロパティも利用可能。
emptied: HTMLMediaElement のメディアデータが空のなると発行されます。
onemptied イベントハンドラープロパティも利用可能。
encrypted [Edge]⛌？: メディアが暗号化されるときに発行されます。
onencrypted イベントハンドラープロパティも利用できます。
ended: HTMLMediaElement で再生して終わりに達すると発行されます。
onended イベントハンドラープロパティも利用できます。
error: HTMLMediaElement のリソースがエラーのために読み込めなかったときに発行されます。
onerror イベントハンドラープロパティも利用できます。
loadeddata: HTMLMediaElement の最初のフレームの読み込みが完了したときに発生します。
onloadeddata イベントハンドラープロパティも利用できます。
loadedmetadata: HTMLMediaElement のメタデータが読み込まれたときに発生します。
onloadedmetadata イベントハンドラープロパティも利用できます。
loadstart: mdn：ブラウザがリソースのロードを開始したときに発生します。
onloadstart イベントハンドラープロパティも利用できます。
pause: HTMLMediaElement が一時停止になったときに発行されます。
onpause イベントハンドラープロパティも利用できます。
play: HTMLMediaElement で再生が開始されたら発行されます。
onplay イベントハンドラープロパティも利用できます。
playing: HTMLMediaElement で再生が開始されたときに発行されます。play との違いは不明。
onplaying イベントハンドラープロパティも利用できます。
progress: HTMLMediaElement でブラウザーがリソースを読み込むときに発行されます。
onprogress イベントハンドラープロパティも利用できます。
ratechange: HTMLMediaElement で再生レートが更新されたときに発行されます。
onratechange イベントハンドラープロパティも利用できます。
resize: HTMLMediaElement の縦横の画素構成が更新されたときに発行されます。
onresize イベントハンドラープロパティが利用できるようです。
seeked: HTMLMediaElement でシークが完了したときに発行されます。
onseeked イベントハンドラープロパティも利用できます。
seeking: HTMLMediaElement でシークが開始された（操作中の状態の）ときに発行されます。
onseeking イベントハンドラープロパティも利用できます。
stalled: mdn：ユーザーエージェントがメディアデータをフェッチしようとしているが、データが予期せず送信されない場合に発生します。
onstalled イベントハンドラープロパティも利用できます。
suspend: HTMLMediaElement のメディアデータの読み込みが中断されたときに発行されます。
onsuspend イベントハンドラープロパティも利用できます。
timeupdate: HTMLMediaElement でシークされて再生時刻が更新されると発行されます。
ontimeupdate イベントハンドラープロパティも利用できます。
volumechange: HTMLMediaElement の音量が更新されたときに発行されます。
onvolumechange イベントハンドラープロパティも利用できます。
waiting: mdn：データが一時的に不足しているために再生が停止したときに発生します。
onwaiting イベントハンドラープロパティも利用できます。
waitingforkey: mdn：暗号化キーの待機中に再生がブロックされたときに発行されます。
onwaitingforkey イベントハンドラープロパティも利用できます。

DOM