CSS3

プロパティ

continue

→●、mdn

過フローの断片化¶分断化。

continue プロパティは、ボックスを断片化コンテナに転化して（ [CSS-BREAK-3] を見よ）、断片化分断の後にある内容は破棄するものとするよう指定する能を、作者に与える。

¶課題省く

auto

ボックスに収まり切らずに超過した内容は、通例の規則に則って取り扱われる。

discard

ボックスは、領域分断を捉える断片化コンテナになる。[CSS-BREAK-3]

開始<DIV style="border:1px solid red; width:70px; height:70px;
 font-size:20px; line-height:1;
 continue:discard;
 overflow:visible;
">ああああああああああああああ</DIV>終了

¶

［最初の強制領域分断†、最初の非強制分断］の位置のうち、先に来る方は、断片化コンテナの終端として扱われる（† max-lines のみならず、［ break-before／break-after ］プロパティなどの別の仕組みにより課されたものも含む）。この断片化分断より後にある残りの断片化フローは、display が none にされたかのように破棄される ― すなわち：

• 描画されない。
• 内容が視覚的に隠されるのと同じく、発話にも可用にされない。
• 利用者とのやりとりは許容されない。
• 課題： OM【 object model 】に対する効果を、きちんと定義する。（ 課題 #2970 ）
• 有位置な要素のうち、その静的位置が破棄された内容内にあるものは、描画されない。
  
  課題： それで確かにいいのか？ Sydney F2F 会合 における論点からは、一般に これに収束するように見受けられるが、他の可能性も提起されている。（ 課題 #2971 ）

しかしながら、内在的サイズは断片化コンテナたちにわたって計算されるので、この内容は［ ボックスの行内軸における［最小内容サイズ／最大内容サイズ］を見出す目的］においては，織り込まれる（ サイズが一様でない断片化コンテナへの分断法 [CSS-BREAK-3] を見よ）。

ブロック軸における［最小内容サイズ／最大内容サイズ］は、断片化フローの始端から、強制分断が［在れば最初のそれまで／無ければ断片化フローの終端まで］の内容に基づいて計算される。

注記： 内在的ブロックサイズを最初の［ 強制分断または非強制分断 ］まで計算することにした場合、内在的サイズをレイアウトに依存させ、循環を生じさせる。

複 column コンテナに対しては、過フロー column を破棄する効果になる。

注記： 並行する断片化フローの事例では、［ボックスツリーにおいて断片化分断より後に生じる内容］も依然として描画され得る ― それが、この断片化コンテナの終端を表現している位置より上にレイアウトされるならば。

ある記事に ― 下に図示するように ― 行内方向に過フローしている長い行があり、末尾には断片化方向に収まり切らない行たち（図の赤色）があるとする：

［ continue、overflow ］プロパティの組み合せに基づいて、異なる描画が可能になる：

テスト