編集：2008.11.10 17:50。↑トップページ
パソコンを使っていて原因不明の暴走などが発生することがある。
試しにメモリーテスト･ソフト「Memtest86」に掛けてみる→サイト
これでエラーが発生した場合は、メモリーの電極の接触不良か、メモリーの破損が考えられる。それかパソコンの基板が汚れているとか。
メモリーの破損の場合は、これは修復は不可能で、交換するしかないですね。
電極を磨く方法を以下に示します。
これはカードエッジコネクターの場合や、電極が外に露出しているものに有効。フレキシブル･ケーブルの電極などにも有効です。
作業は自己責任でお願いします。
お奨めは商品名「クリームクレンザー」から抽出した研磨材または歯磨き粉：商品名「エチケット」（ライオン。その他の製品では試したことがないのでわかりません）。
クリームクレンザーではなく粉末クレンザーは、金属に傷を付けるので使用不可です。それから砂消しゴムも使用不可です（便利ですが）。
無い場合は燃料用アルコール（主成分：メタノール）でも構いません。→参照
アルコールを使った場合は気化時に水分が付く事があります。この場合は最後にティッシュで乾拭きします。
以上で出来上がりです。
メモリーはコネクターに刺し、再度 Memtest86 でテストしてください。
クリームクレンザーの研磨剤は金属には傷を付けません。これで磨くとピカピカになります。でもアルミニウムはどうだったかな…？。
アルミニウムは表面は酸化しているらしいです。削ると酸化して酸化アルミニウムができる。しかしアルミニウムは緻密な為にそれ以上深くは浸食することがない。研磨剤で磨くと常に黒いのがティッシュに付着する。
スイッチの電極の研磨にも有力です。通常のスイッチ、マイクロスイッチなど。
マイクロスイッチは、構造が小さいので、爪楊枝の先端を少し平らに削って、これで電極を磨きます。磨き終わったら、筆で研磨剤を除去するか、エアーで吹き飛ばす。
リモコンのボタンのプチプチスイッチ（タクトスイッチ）もこの方法で復活します。しかし、スイッチの分解はできても元に戻せる技術があるかが問題で、プラスチック成形というか、そのような技術が必要となります。封をするのは接着剤ではできないと思います。参考→私のブログ