DHTML：イベント・インターフェース　 編集：2017.06.24 20:24 by T.A.
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ProgressEventインターフェース

　ProgressEvent インターフェースは（XMLHttpRequest、または <img>、<audio>、<video>、<style>、<link> のような基本的なリソースの読み込みなどの）のようなHTTPリクエスト・イベントの基本的なプロセスの進捗の進み具合を表示します。
コンストラクター
ProgressEvent()
指定されたパラメータでProgressEventイベントを作成します。
プロパティ
　もまた、親 Event からプロパティを継承します。
ProgressEvent.lengthComputable
読取専用。Boolean フラグは、実行する作業の総数、すでに完了した作業の量と、基礎となるプロセスによって計算可能である。言い換えると、進歩が測定可能かどうかを示します。
ProgressEvent.loaded
読取専用。基礎となるプロセスによってすでに実行されている作業量を表す「unsigned long long」です。実行された作業の割合は、プロパティと ProgressEvent.total を使用して計算できます。HTTPを使用してリソースをダウンロードする場合、これはコンテンツ自体の一部を表すに過ぎず、ヘッダーおよびその他のオーバーヘッドではありません。
ProgressEvent.total
読取専用。基礎となるプロセスが実行中の作業の総量を表す「unsigned long long」です。HTTPを使用してリソースをダウンロードする場合、これは内容自体を表すに過ぎず、ヘッダーおよびその他のオーバーヘッドではありません。
メソッド
　もまた、親 Event からメソッドを継承します。
ProgressEvent.initProgressEvent()
非標準化、非推奨。廃止予定の document.createEvent("ProgressEvent") メソッドを使用して作成された ProgressEvent を初期化します。
例
　次の例では、ProgressEvent を新しい XMLHTTPRequest に追加し、それを使用してリクエストの状態を表示します。
var progressBar = document.getElementById("p"), client = new XMLHttpRequest() client.open("GET", "magical-unicorns") client.onprogress = function(pe) { if(pe.lengthComputable) { progressBar.max = pe.total progressBar.value = pe.loaded } } client.onloadend = function(pe) { progressBar.value = pe.loaded } client.send()
ブラウザの互換性
PC モバイル
特徴 Chrome Firefox (Gecko) IE Opera Safari
基本サポート 1.0 3.5 (1.9.1) 10.0 (有) (有)
initProgressEvent() 未サポート*1 未サポート*2 10.0 未サポート*4 未サポート*3
特徴 Android Android Webview Firefox Mobile (Gecko) IE Mobile Opera Mobile Safari Mobile Chrome for Android
基本サポート (有) (有) 1.0 (1.9.1) 10.0 (有) (有) (有)
initProgressEvent() 未サポート*3 未サポート 未サポート*2 10.0 未サポート*4 未サポート*3 未サポート
*1 この機能はChrome 1.0では実装されていましたが、Chrome 17.0では削除されました。
*2 この機能はGecko 1.9.1で実装されました（Firefox 3.5 / Thunderbird 3.0 / SeaMonkey 2.0）、Gecko 22では削除されました（Firefox 22 / Thunderbird 22 / SeaMonkey 2.19）。
*3 この機能はある時点で削除されました。
*4 この機能はOpera 15.0で削除されました。
見よ…もまた