DOM
：：Attr インターフェイス
編集：2022.10.31 by T.A.
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要素の属性の一つをオブジェクトとして表します。多くの場合、属性値を直接文字列として取得しますが（例： Element.getAttribute()）、一部の関数（例： Element.getAttributeNode()）や反復処理の場面では Attr のインスタンスを返します。
親 EventTarget ← Node ← Attr
¶省く
メモ： このインターフェイスは、SVG、HTML、MathML のいずれかの要素である Element のツリー表現に存在する属性のみを表します。例えば <table> 要素に対する HTMLTableElement のような、その要素に関連付けられたインターフェイスのプロパティを表すことはありません。（属性とそれがどのようにプロパティに反映されるかについての詳細はを参照してください。）
このインターフェイスには親インターフェイスである Node および EventTarget から継承したプロパティもあります。
- Attr.localname 読取専用
- Attr の修飾名のローカル部分を表す文字列を返します。
- Attr.name 読取専用
- Attr の修飾名を文字列で返します。
- Attr.namespaceURI 読取専用
- Attr の名前空間 URI を文字列で返します。名前空間に無い場合は null を返します。
- Attr.ownerElement 読取専用
- Attrが属する要素を Element で返します。
- Attr.prefix 読取専用
- Attr の名前空間の接頭辞を文字列で返します。接頭辞の指定がなければ null となります。
- Attr.specified 読取専用 非推奨
- 常にtrueを返します。
- Attr.value
- Attr の値を文字列で取得／設定します。
このインターフェイスに固有のメソッドはありませんが、親インターフェイスである Node および EventTarget から継承したメソッドがあります。
非推奨プロパティ
以下のプロパティは非推奨とされました。利用可能な場所では、適切な代わりのプロパティが提供されます。
- Attr.attributes 非推奨
- このプロパティは常に NULL を返します。
- Attr.childNodes 非推奨
- このプロパティは常に NULL を返します。
- Attr.firstChild 非推奨
- このプロパティは常に NULL を返します。
- Attr.isId 読取専用 非推奨
- 属性が "ID 属性" かどうかを示します。"ID 属性" は、DOM ドキュメント全体で唯一の値であることが期待されます。HTML DOM の内部で、"id" はこの ID 属性だけですが、XMLドキュメントでは他の属性を定義できます。ある属性が唯一であるかどうかは、DTD または他のスキーマ記述で見分けられます。
- Attr.lastChild Gecko 14 で廃止 非推奨
- このプロパティは常に NULL を返します。
- Attr.nextSibling 非推奨
- このプロパティは常に NULL を返します。
- Attr.nodeName 非推奨
- 代わりに Attr.name を使用してください。
- Attr.nodeType 非推奨
- このプロパティは常に 2（ATTRIBUTE_NODE）を返します。
- Attr.nodeValue 非推奨
- 代わりに Attr.value を使用してください。
- Attr.ownerDocument 非推奨
- これを最初の場所で使用すべきではありません。このプロパティが取り除かれても影響が出ないようにコードを実装してください。
- Attr.parentNode 非推奨
- このプロパティは常に NULL を返します。
- Attr.previousSibling 非推奨
- このプロパティは常に NULL を返します。
- Attr.schemaTypeInfo 読取専用 非推奨
- この属性に関連付けられた型情報です。ドキュメントが読み込まれた後または Document.normalizeDocument が呼び出された後、この属性含まれた型情報が正しいことが保証されています。ノードが移動された場合、このプロパティは信頼できなくなるでしょう。
- Attr.specified 非推奨 ●
- このプロパティは常に true を返します。
- Attr.textContent 非推奨
- 代わりに Attr.value を使用してください。
非推奨メソッド
- Attr.appendChild() 非推奨
- 代わりに Attr.value の値を変更してください。
- Attr.cloneNode() 非推奨
- これを最初の場所で使用すべきではありません。このプロパティが取り除かれても影響が出ないようにコードを実装してください。
- Attr.createAttribute() 非推奨
- 代わりに Element.setAttribute() を使用してください。
- Attr.createAttributeNS() 非推奨
- 代わりに Element.setAttributeNS() を使用してください。
- Attr.getAttributeNode() 非推奨
- 代わりに Element.getAttribute() を使用してください。
- Attr.getAttributeNodeNS() 非推奨
- 代わりに Element.getAttributeNS() を使用してください。
- Attr.hasAttributes() Gecko 21.0 で廃止 非推奨
- このメソッドは常に false を返します。
- Attr.hasChildNodes() 非推奨
- このメソッドは常に false を返します。
- Attr.insertBefore() 非推奨
- 代わりに Attr.value の値を変更してください。
- Attr.isSupported() 非推奨
- これを最初の場所で使用すべきではありません。このプロパティが取り除かれても影響が出ないようにコードを実装してください。
- Attr.isEqualNode() 非推奨
- これを最初の場所で使用すべきではありません。このプロパティが取り除かれても影響が出ないようにコードを実装してください。
- Attr.normalize() 非推奨
- これを最初の場所で使用すべきではありません。このプロパティが取り除かれても影響が出ないようにコードを実装してください。
- Attr.removeAttributeNode() 非推奨
- 代わりに Element.removeAttribute() を使用してください。
- Attr.removeChild() 非推奨
- 代わりに Attr.value の値を変更してください。
- Attr.replaceChild() 非推奨
- 代わりに Attr.value の値を変更してください。
- Attr.setAttributeNode() 非推奨
- 代わりに Element.setAttribute() を使用してください。
- Attr.setAttributeNodeNS() 非推奨
- 代わりに Element.setAttributeNS() を使用してください。
テスト