CSS3

プロパティ

line-break

→●、mdn

行分断法の厳密さ（禁則処理）。

このプロパティは、要素の中で適用される行分断規則の厳密さを指定する ― とりわけ、折り返しが 約物や記号 と どう相互作用するかについて。

auto

ユーザー エージェントが、行分断法を制約するために利用する規則の集合を決定する。制約は、行の長さに基づいて様々になり得る ― 例えば短い行に対しては、より制約が緩い規則の集合を利用するなど。

<DIV style="
 border:1px solid #0008;
 width:140px;
 font-size:20px;
">あああああああ）あ<BR>
いいいいいいい。</DIV>

そのまま

<DIV style="
 line-break:auto;
 border:1px solid #0008;
 width:140px;
 font-size:20px;
">あああああああ）あ<BR>
いいいいいいい。</DIV>

loose

最も制約が緩い行分断規則の集合を利用してテキストを分断する。概して、新聞など、行が短いものに対し利用される。

<DIV style="
 line-break:loose;
 border:1px solid #0008;
 width:140px;
 font-size:20px;
">あああああああ）あ<BR>
いいいいいいい。</DIV>

normal

最もよくある行分断規則の集合を利用してテキストを分断する。

<DIV style="
 line-break:normal;
 border:1px solid #0008;
 width:140px;
 font-size:20px;
">あああああああ）あ<BR>
いいいいいいい。</DIV>

strict

最も厳格な行分断規則の集合を利用してテキストを分断する。

<DIV style="
 line-break:strict;
 border:1px solid #0008;
 width:140px;
 font-size:20px;
">あああああああ）あ<BR>
いいいいいいい。</DIV>

anywhere

<DIV style="
 line-break:anywhere;
 border:1px solid #0008;
 width:140px;
 font-size:20px;
">あああああああ）あ<BR>
いいいいいいい。</DIV>

自動折り返し機会は、どのタイポ グラフィック文字単位の周りにもある：

• これには、［約物／保全空白／単語の途中］も含まれる。
• 行分断に抗する禁則は、無視することにする ― Unicode 行分断法クラス［GL／WJ／ZWJ］に属する文字により導入されるものや、word-break プロパティにより義務付けられるものであっても。

異なる折り返し機会は優先されないものとする。ハイフン化は適用されない。

注記： この値は、概してターミナルに見られる行分断規則を誘発する。

注記： anywhere は、white-space プロパティが break-spaces に設定されているときに限り、行の末尾にある保全空白を次の行に折り返すのを許容する ― 他の事例では、次により許容されない：

• normal／pre-line の場合 ：
  行の終端や始端にある保全空白は、破棄されるので。
• nowrap／pre の場合 ：
  折り返しは、総じて禁止されるので。
• pre-wrap の場合 ：
  保全空白は、ぶら下がるので。

break-spaces による、そのような効果による分断は、保全空白の並びを成す最初のスペースの前にて許容される。white-space: break-spaces だけで許容されることはない。

¶以下省く

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