DOM

インターフェイス

TextTrackList インターフェイス

→●、MS（en）

TextTrackList インターフェイスは、<track> 要素で定義されたテキスト トラックのリストを表すために使用されます。各トラックは、リスト内の個別の textTrack オブジェクトで表されます。

HTMLMediaElementオブジェクトの textTracks プロパティを使用して、このオブジェクトのインスタンスを取得します。

特定の HTMLMediaElement オブジェクト メディアについて、以下を使用して個々のトラックにアクセスできます。

• media.TextTracks[n]

  オブジェクトのテキスト トラックのリストからn番目のテキスト トラックを取得する。

• media.textTracks.getTrackById() メソッド

プロパティ

このインターフェイスは、親インターフェイスである EventTarget からもプロパティを継承します。

TextTrackList.length 読取専用 ●

リスト内のトラックの数。

メソッド

このインターフェイスは、親インターフェイスである EventTarget からもメソッドを継承します。

TextTrackList.getTrackById() ●

id が指定された文字列と一致する TextTrackList 内で見つかった TextTrack を返します。一致するものが見つからない場合は、nullが返されます。

イベント

addtrack

新しいテキスト トラックがメディア要素に追加されたときに発生します。onaddtrack プロパティからも利用できます。

change

テキスト トラックがアクティブまたは非アクティブになったときに発生します。onchange プロパティからも利用できます。

removetrack

新しいテキスト トラックがメディア要素から削除されたときに発生します。onremovetrack プロパティからも利用できます。

使用上の注意

メディア要素に存在するテキスト トラックに直接アクセスできることに加えて、TextTrackList を使用すると、addtrack および removetrack イベントにイベントハンドラーを設定できます。メディア要素のストリームにトラックが追加または削除されたときに検出できるようにします。

例

ビデオ要素のテキストトラックリストを取得する

var textTracks = document.querySelector("video").textTracks;

トラックカウントの変更の監視

textTracks.onaddtrack = updateTrackCount;
textTracks.onremovetrack = updateTrackCount;

function updateTrackCount(event) {
  trackCount = textTracks.length;
  drawTrackCountIndicator(trackCount);
}

textTracks[n]

メディア要素のテキスト トラック リストを成す n 番のテキスト トラックを表現している TextTrack オブジェクトを返す。

テスト