DOM

HTMLAudioElementインターフェイス

Audio コンストラクター

→MS（en）

Audio() コンストラクターは、新しい HTMLAudioElement を作成して返します。

これは、ユーザーが対話したり聞いたりするためにドキュメントに添付するか、オーディオを管理および再生するために画面外で使用できます。

戻り値

HTMLAudioElement

url で指定されたファイルからオーディオを再生するために使用されるように構成された新しい HTMLAudioElement オブジェクト。

新しいオブジェクトの preload プロパティは auto に設定され、その src プロパティは指定された URL に設定されます。URL が指定されていない場合は null に設定されます。URL が指定されている場合、ブラウザは新しいオブジェクトを返す前にメディアリ ソースの非同期ロードを開始します。

使用上の注意

ドキュメント オブジェクトの createElement() メソッドなど、他の要素作成メソッドを使用して、新しい HTMLAudioElement を作成することもできます。

再生を開始できるタイミングの決定

再生を開始するのに十分なオーディオ ファイルがロードされたことを確認するには、次の3つの方法があります。

• readyState プロパティの値を確認してください。
  

  HTMLMediaElement.HAVE_FUTURE_DATA の場合、再生を開始して少なくとも短時間再生するのに十分なデータが利用可能です。

  HTMLMediaElement.HAVE_ENOUGH_DATAの場合、現在のダウンロードレートを考えると、中断することなくオーディオを最後まで再生できる十分なデータが利用可能です。

• canplay イベントを聞いてください。中断が発生する可能性はありますが、再生を開始するのに十分なオーディオが利用可能になると、<audio> 要素に送信されます。
• canplaythrough イベントをリッスンします。オーディオが途切れることなく最後まで再生できると推定されたときに送信されます。

myAudioElement.addEventListener("canplaythrough", event => {
  /* the audio is now playable; play it if permissions allow */
  myAudioElement.play();
});

メモリの使用と管理

Audio() コンストラクターを使用して作成されたオーディオ要素へのすべての参照が削除された場合、再生が現在進行中であれば、要素自体は JavaScript ランタイムのガベージコレクション メカニズムによってメモリから削除されません。代わりに、オーディオは再生を続け、オブジェクトは再生が終了するか一時停止されるまで（pause() の呼び出しなど）メモリに残ります。その際、オブジェクトはガベージコレクションの対象になります。

テスト