CSS3

プロパティ

rest-before、rest-after

→●、mdn（rest-before、rest-after）

韻律境界。

［rest-before／rest-after］プロパティは、聴覚ボックスモデルの中で、要素の発話合成による音声化の［前／後］に生じる、1 個の韻律境界（特定の持続時間を伴う無音）を指定する。

注記： このプロパティが供する機能性は、SSML の break 要素に類似するが、聴覚ボックスモデルの中での rest 韻律境界の適用には、特別な配慮を要する（例： 点在する音声キュー、隣接する rest の加法的なふるまい）。

<time> ○

rest を絶対的な時間単位（秒やミリ秒 ― 例： +3s、250ms）で表出する。負な値は許容されない。

開始<SPAN style="border:1px solid red;
">SPAN要素：テスト</SPAN>終了<BR>
開始<SPAN style="border:1px solid red;
 rest-before:2s;
 rest-after:2s;
">SPAN要素：テスト</SPAN>終了

¶

none

0ms に等価（発話処理器からは韻律分断は生産されない）。

x-weak、weak、medium、strong、x-strong：

rest を発話出力における、韻律分断の強度で表出する。正確な時間は実装に依存する。後に挙げたものほど、強くなる（厳密には、より弱くない）。

x-weak

開始<SPAN style="border:1px solid red;
">SPAN要素：テスト</SPAN>終了<BR>
開始<SPAN style="border:1px solid red;
 rest-before:x-weak;
 rest-after:x-weak;
">SPAN要素：テスト</SPAN>終了

¶

weak

medium

strong

x-strong

pause プロパティ とは対照的に、rest は要素の内容と［cue-before／cue-after］の内容との狭間に挿入される。連接する rest は加法的に扱われ、相殺されない。

テスト