フォントで言語に固有の字形の使用を制御する。
名前 | font-language-override
|
---|---|
値 | normal | <string> |
初期値 | normal |
適用対象 | すべての要素/テキスト |
継承 | される |
百分率 | 受容しない |
算出値 | 指定された文字列/キーワード normal |
正準的順序 | 文法に従う |
アニメーション型 | 離散的 |
§ 言語に特有な表示で述べたように、作者は、通常は[要素の内容言語]の設定を通して、[言語に特有な[グリフ代用と位置決め]]の利用を制御できる:
<!-- S’gaw Karen 【カレン諸語の一つ,スゴウ=ブゲ諸語】に固有の特能を利用してテキストを表示する --> <p lang="ksw">...</p>
一部の事例では、作者は、内容言語と異なる言語システムを指定する必要が生じ得る ― 例えば、別の言語のタイポグラフィック伝統様式を真似るために。font-language-override プロパティは、作者が[内容言語により黙示される言語システム]を上書きして、フォントの言語システムを明示的に指定できるようにする。
以下のCSSを組み込んであります:
normal
<SPAN style="font-family:Test_Font; font-language-override:normal; font-size:30px; ">ABCRiT.abc012*/\</SPAN>
<SPAN style="font-family:Test_Font; font-language-override:'kern'; font-size:30px; ">ABCRiT.abc012*/\</SPAN>
未知な OpenType 言語システム タグは、黙って無視され、グリフの[選定と配置]には影響しない
世界人権宣言 は、様々な言語に翻訳されている。トルコ語では、この文書の第 9 条は、次の様にマークアップされるであろう:
<body lang="tr"> <h4>Madde 9</h4> <p>Hiç kimse keyfi olarak tutuklanamaz, alıkonulanamaz veya sürülemez.</p>
ここでは、ユーザー エージェントは、テキストの描画時に lang 属性の値を利用し、“fi”合字なしに、このテキストを適切に描画する。font-language-override プロパティを利用する必要はない。
しかしながら、所与のフォントが、特定の言語用のサポートを欠いていることもある。この状況下では、作者は、[そのフォントがサポートする言語に関係するタイポグラフィック規約]を利用する必要があり得る。
<body lang="mk"> <!-- マケドニア語の言語コード( lang code ) --> body { font-language-override: "SRB"; /* セルビア語 OpenType 言語タグ */ } <h4>Члeн 9</h4> <p>Никoj чoвeк нeмa дa бидe пoдлoжeн нa прoизвoлнo aпсeњe, притвoр или прoгoнувaњe.</p>
内容作者は、指定されたフォントがセルビア語をサポートすることを知っており、ここでのマケドニア語テキストは、セルビア語タイポグラフィック規約を利用して描画されることになる。
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